ブログ開設! ― 2009/12/12
レコードのデジタル化 ― 2009/12/12
二十歳前後にせっせと買い込んだレコード、これまでも時々棚卸をして、「もう、いいだろ」というものはディスクユニオンに売りに行っていましたが、遂に大々的に処分する決意で、作業に取りかかっております。
別にデジタル化しなくても、そのまま売っちゃえば、と言われればそれまでですが、青春の想い出、簡単には処分出来ないんですよねぇ。
ただ、トライされたことのある方はご存知と思います、これが相当しんどい作業なんです!レコードは倍速で録音、なんて便利なことが出来ないので、45分のレコードをデジタル化するには、きっちり45分かかります。その後、録音したファイルを曲ごとに分割するので(分割ソフトもありますが、ちゃんと分割できないことが多くて使用終了)、1枚辺りトータル1時間弱の時間を要します。
全部で250枚くらい残っていたレコード、夏にソウルから始めて、レゲエ~カリビアン~ヒップホップ~ダンス~ラテンときて、今ようやくジャズまで辿りつきました。割合にして、70%くらいきたところでしょうか。あとは、パンク、ニューウェーブが待っています。
当初、年内には終わるだろ、と思っていましたが、もう無理ですね・・。
まだしばらく、週末の夜は、地道な作業が待っています。
押入れに眠る、段ボール箱3箱分のカセットテープも気がかりですが、
今のところ、放置決定です。
DT&COMPANYを始めたころ ― 2009/12/13
最初、とりあえず自分が好きなコンテンポラリーアートクラフト(アート系のジュエリー、ガラス器)やアート系雑貨を外国から仕入れてきて、国内の数少ない工芸ギャラリー、アート系雑貨店などへ営業をかけたのですが、これがまったく反応ありません。
いちお商品はあるのに、売る場所が全くない、という状況の中、なんとか商品を見てもらいたいという一心でやっていたのが、当時、ちょっとした風物詩にもなっていた、表参道での露天売りでした。
表参道以外にも、訳あって、成田山の参道で露天をしたり(参道に縁があるようです)、デザインフェスタに出展してみたり、三越デパートの1階で若い服飾デザイナーたちにまぎれて、イベントに参加させてもらったり、今振り返ると、我ながらがんばってたなあ、と思います。
あの頃の表参道は、今とはだいぶ雰囲気が違っていて、道でモノを売る露天の人たちが結構いたんです。外国人も多く、ワイヤーを使って自分でアクセサリーを作って売るアメリカ人のおじさんや、自国から亡命?してアジア雑貨を売るミャンマーの女性など、様々なバックグラウンドの人たちが集まってきていました。
露天商同士で暗黙のルールのようなものもあって、大ぶりな什器を使ってスニーカーを販売しようとした若者をめぐって、言い争いになったりして、ちょっとした露天商コミュニティー?が存在してました。
勝手に公道でモノを売るという行為は、当然違法で、私も数回、警察官に「退去命令」を出されました。が、当時、露天商仲間で言われていたのが、青山通り近くの表参道は、渋谷署と原宿署の管轄の、ちょうど境目なので、お互いがけん制しあって取締りがゆるい、なんて嘘かホントかわからない話を皆勝手に信じて、やってました。
商売の方は、というと、全然売れなかったですね~。
雨の日はもちろん、天気が良くても風が強いと、アクサせりーなんて「ピュー」って飛んでいってしまうので、店じまいです。
1日の売上目標を1万円にしていて、目標を達成できたら、帰りに表参道のコロンバン(まだあるのかな?)で大好きなチョコレートケーキ(当時はまだ、コロンバンも色んなケーキを販売してました)を食べよう、と決めていたのですが、一度もケーキにありつけませんでした・・・。
結局半年くらいでやめてしまいましたが、今思うと、あの経験、行動があって今があるんだなぁ、と強く感じます。私をメガネ業界に導いてくれたグレート・マン、リュネットジュラ高橋さんとの出会いもあったし。高橋さんとの出会いの話は、またあらためてブログネタにしようと思います。
追伸 そういえば先日、表参道のハナエモリビルが新しいビルに建て替えられる、なんて記事を読みました。実は露天商時代、ハナエモリビルには、いつも地下1階骨董街フロアのトイレをお借りさせていただいて大変お世話になっていました。この場を借りて白状し、厚く御礼申し上げます。想い出のビルがなくなってしまうのも、淋しいです・・・。
浅見帆帆子さんの本 ― 2009/12/13
私、読書家ではありませんが、本は時々読んでいます(実用書オンリー・・・)。なので、これからこのブログでも、面白かった本の紹介をしていきたいと思います。
最近読んだ本の中でかなり心に残ったのが、浅見帆帆子さんの本です。彼女の本は、いわゆる自己啓発本で、その読者は、多分女性がほとんどだと思います。「オジサンなのに、そんな本読んでるの?」と笑われてしまいそうですが、これが、ポジティブでいい気持ちにさせてくれる、素晴らしい内容なのです。
続けて4冊ほど読みましたが、内容は、普段の生活でプラスのエネルギーを貯めるような意識を持ちましょう、言動をしましょう、直感を大切にして行動しましょう、そうすると自然と運が良くなって、幸せになれますよ、といったようなことを教えてくれています。
http://www.hohoko-style.com/
他にも、心に響くメッセージがたくさんあって、オジサンにも絶対おすすめ。車を運転していて前に割り込まれても、ぜ~んぜん、へっちゃらですよ!?
モード・オプティークvol.29 BELART ― 2009/12/14
モード・オプティーク vol.29
http://www.monomaga.net/wpp/shop/ProductDetail.aspx?sku=820010
編集部のT様、ご配慮、誠にありがとうございます!
モード・オプティークvol.29 bevel spectacles ― 2009/12/14
モード・オプティーク vol.29
http://www.monomaga.net/wpp/shop/ProductDetail.aspx?sku=820010
bevel spectacles
http://www.bevelspecs.com/
ライターのJ様、ご配慮、誠にありがとうございます!
ラバーズ・ロック ― 2009/12/14
多分80年代に、コンピューターによる打ち込み電子音のレゲエが生まれ、従来のルーツ・レゲエに対して、コンピュータライズド・レゲエなんていう、アナログな名称で呼ばれていたと記憶しています。
その電子音レゲエにもふたつの流れがあって、一方はノリノリのDJもの、もう一方はソウルフルな歌もので、歌ものの方が、「ラバーズ・ロック」とか「シンガーもの」とか呼ばれていたと思います。
正確には「ラバーズ・ロック」とは、UK発歌モノレゲエのようです。
私も若者の頃は、DJものをメインに聞いて(聞く、という表現は違うかもしれません・・)いましたが、アラフォーの今では、DJものは、きついです・・・。歌ものに限ります。
歌ものの良さは、ソウル系を中心とした名曲のカバーが多く、知っている曲が多いので、聞いていて自然に気持ちよく口ずさめるところ。その上、さほど入り込まずに聞き流せるので、仕事中のBGMにも最適です。
中でも私が一番好きなシンガーは、SANCHEZ ですねえ~。
彼のレコードは、多分、一生手放せないでしょう!
追伸 サイコーにお気に入りのネットラジオ局 http://www.burningrockers.com/
マイケル・ジャクソン ― 2009/12/17
以前話題になった、マイケルの児童虐待疑惑の真相に迫ったもので、、マイケルは無実で、逆に裁判を起こした者たちこそが悪者(恐喝者)だった、という内容でした。
私、元々マイケルのファンなので、どうしてもマイケル側に立ってしまいますが、もし放送が事実なら、ホントに悲しい。こうした番組が、マイケルの生前に放送されてもよかったのに、されなかったことが、とっても残念です。こうした思いの人は、きっとたくさん、たくさんいることでしょう。それにしてもなんで警察は、あれほど執拗に、マイケルを追いかけたんでしょう??
マイケルは私世代にとっては、いわば「美空ひばり」さん(例えも、古い!)のような存在で、時代の人、スターでした。
東京ドームであったライブも何回か行きました!、警備員のバイトで・・・(だから、ステージはほとんど見てません・・)。
マイケルのコンサートには、外国からたくさん、おっかけのような狂信的な?ファンがやってくるんです、それもチケットを持たずに。そして、関係者口とかから入り込んできて、場内でばれて、追い出されたりして。今となってはそんな経験も、マイケルの想い出です。
今、見ても、聞いても、サイコーにかっこいいですよね~。超越してます。
マイケルよ、永遠に。
DTC のレザーコード ― 2009/12/20
DTC ブランドを立ち上げた当初から継続している定番商品、GL1&GL2では、インド産の細身レザーを使っています。このレザー、太さの均一性はいまいちですが、やわらかいことと、塗装ののりがいいことが特徴で、編むのに最適なんです。後述の、他のレザーで同じように編むと、硬くてきれいに編めなかったり、塗装が割れたりしてしまいます。
GL5&6で使用しているレザーはギリシャ産で、太さの均一性や発色の良さなど、クオリティーが高いです。他方、GL8で使用しているレザーは国産で、ギリシャ産と近い感じですが、ギリシャ産と比べ、革質が硬く、塗装が薄いです。
値段の割りに手間がかかるため、世界でも、丸革コードを作っている工場は少ないようです。私が革の工場で聞いた<丸革コードが出来るまで>の作業をご紹介すると、①革を薄く漉く、②ひも状に裁断する(四角い革紐が出来る)、③四角い革紐を、圧力をかけながらコロコロと転がして、丸くする、というものです。他にも作り方があるかもしれませんが、どんなやり方をしても、確かに手間がかかりそうです。
商品をご購入いただくお客様へはもちろん、普段、何気なく使っている材料の、作り手の皆様にも、感謝の気持ちを忘れずにいきたいと思います。
BELARTについて ― 2009/12/23
BELART というブランドは、その商品生産地であるコロンビアの小村をサポートする目的で、チュリアナさん(読み方があっているかは、確認してません・・)というアメリカ人女性が主宰するブランドです。いわゆるフェアトレードです。デザインはその女性が行い、制作はコロンビアの皆さんが担っています。
フェアトレード商品の中には、実際には現地に恩恵をもたらしていない、名ばかりのものもあるようですが、BELART は正真正銘のフェアトレード商品です。主宰するチュリアナさんは、商品の販売を仕切るだけでなく、しばしば現地へ飛んで町のインフラ整備を手伝うなど、直接的な活動もしています。
コロンビアはラテンアメリカ第三位の人口を持つ大国ですが、ゲリラや犯罪組織による内戦が続いていて、政治的に不安定なだけでなく、一部の地域では略奪や破壊行為が起きているようです。先日も、BELART の商品を作る村がゲリラの襲撃に遭い、水道網などが壊されてしまったため、チュリアナさんは現地へ復興の手伝いに行っていました。
私が注文のメールを送ったり、納期の確認をしたりすると、2回に1回は「緊急事態でコロンビアにいる」という返事が返ってくるので、ホントに忙しく活動しているようです。まさに社会活動家です。
DT&COMPANYも全く微力ながら、商品の販売を通して彼女の情熱、活動を応援していきたいと思います。
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