食の記憶2009/12/24

物心ついて最初になりたいと思った職業は、「お鮨屋さん」です。理由は単純に、初めてお鮨屋さんのカウンターで鮨を食べた時、すごく美味しかったから。確か小学校低学年の頃、千葉の鮨屋での出来事でした。

つい最近のこともすぐ忘れてしまうほど、昔の記憶がほとんどない私ですが、食の記憶だけはしっかりと脳に刻まれています。さすがに細かな味は不確かですが、美味しいもの、特別なものを食べた時の、時や場所、料理の姿、その場の情景は、不思議と子供時代からイメージが残っています。千葉「ほていや」の子牛のハンバーグ、日光「金谷ホテル」の虹鱒料理、松山「すしまる」の巻き寿司、トロントで食べたタイ料理、韓国料理、ギリシャ料理、ミラノで食べた牛肉のカルパッチョ、などなど。どれも気軽には食べられない特別なものですが、また味わってみたい!

食べることへの喜び?が強いのは、私が子供のころに、両親が色々と食べに連れてってくれたり、珍しいものを食べさせてくれたりしたからだと思います。人生の素晴らしい楽しみを与えてもらい、とっても感謝しています。

ほんとは「生業」について書こうと思って始めたこのコラム、脱線したまま戻れなくなりました・・・。

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