生業 なりわい2010/01/14

ブログを始めて約1ヶ月。別に面倒って訳でもないんですが、油断してると全然書かなくなってしまうものなんですね・・・、と、本年もよろしくおねがいいたします。

将来なりたいもの、なりたい姿について。私の場合、最初が鮨職人。これは前にも書いた通り、子供のころから美味しいお鮨が大好きなんですね。先週もリュネットジュラの高橋さん、キャトルエピスの田口さんとの新年会で、千住で、感動もののやつをいただいてきました。
鮨を食べた、といっても、お鮨が出てくる前にに延々と極上のおつまみ攻撃で、お酒がすすむすすむ。握りは多分5個くらい(覚えてません・・)しか食べませんでしたけど。また是非行こうと思います。

鮨職人の後になりたかったのが、ムツゴロウ王国で働くこと。動物が好きだったので、当時、「ムツゴロウの~」という文庫本やテレビ番組を片っ端から見て、北海道へ行く夢をあたためていました。

その後が、動物園の飼育係。中学生の頃、実家が荒川区の町屋というところで、上野駅から京成で4つめくらいだったので、夏休みなどには、週に何日も上野動物園に通ってました。当時、夕方になると動物達が就寝用の小屋に戻るのですが、そこで夕飯を食べる姿を観察することが出来ました。ゴリラがご飯を食べる姿を食い入るように見ていると、ゴリラが怒って、リンゴだったかバナナだったか、窓越しに投げつけられたこともありました。そりゃあそうですよね、食事とかトイレとか、人にじっと見られたくはないですものね。ゴメンね、ゴリラさん。

飼育係になるには、獣医学を学ぶのが筋ですが、勉強の過程で実験とかがあるのが気になって、結局、飼育係の道はあきらめました。
その後、欧米文化への親しみと憧れから、徐々に現在のような姿をイメージするようになり、今に至っております。
最近は、また新たなイメージが加わりつつあるので、自分でも今後の成り行きを楽しみに、小さなことから実行してまいりたいと思っています。

函館2010/01/31

来週、函館に行ってきます。
先日、縁があって知り合った革小物メーカーが函館の会社で、商品を取り扱いさせていただけるようお願いに行ってきます。週末、函館郊外の大沼へ立ち寄って、雪遊びすることも別の目的ではありますが・・・。今年は雪が多いようで、満喫できそうです♪

新規に取扱う商品や商品材料のメーカーには、国内であれば大抵、伺って話を聞いてきます。新しい商品、材料って、取り扱いを始める時、すごくワクワクしているので、惹きつけられるようにそのメーカーを訪ねてしまいます。

以前、DT&COMPANYで販売していた商品に、組みひものグラスコードがあり、その仕入れ前に、伊賀上野の組みひもメーカーへ伺いました。そこでは、生糸こそ生産はしていませんでしたが、希望通りの編み方(組みひもの世界では組み方)や、色、太さ、そして編み具合(柔らかさ・堅さ)まで指定した組みひもを作ることが出来、素晴らしい組みひもを提供していただきました。

染色をする作業場を見学し、職人さんが仕上がりをイメージしながら、バケツに入った染料をひしゃくで調合する姿に感動したり、メーカー経営者のお話(肝心の内容は失念してしまいましたが・・)が熱くて、涙ぐんでしまったりと、印象深い訪問でした。

今回の函館訪問も、どんな出会いが待っているのか、楽しみです。