リュネットジュラの高橋さん2010/02/18

私が今、こうしてメガネマーケットで仕事を出来るようになったのも、これまで支えて応援して下さった、たくさんの方々、お取引先のお陰です。本当に有り難く、心から感謝申し上げます。
そんな応援して下さった方の中で、私がメガネマーケットに入るきっかけを与えていただき、またこれまでずっと甘えさせていただいているのが、リュネットジュラの高橋さんです。

テレビや雑誌にも登場している有名人なので、ご存知の方も多いかと思います。高橋さんは、表参道・青山エリアで、リュネットジュラという眼鏡屋さんを展開されている会社の経営者です。

リュネットジュラ http://www.jurajura.jp/

このリュネットジュラという眼鏡屋さん、お店の雰囲気や取扱う商品はもちろん、お店に携わっているスタッフの方々まで、非常にお洒落でユニークなんです。そんなリュネットジュラ・ワールドとも呼べる世界を一から作り出した人物が、高橋さんです。このリュネットジュラ・ワールドは、海外のメガネ業界関係者にとっても衝撃的で、「世界でオンリーワンの店」と言われています。

大変有り難いことに、高橋さんとは10年以上おつきあいさせていただいているので、リュネットジュラさんや高橋さんについては、何の話を紹介しようか迷ってしまうところですが、少しだけ。

駆け出しの頃私は、無謀にもあてもなく海外から仕入れてきたアート系雑貨・アクセサリーを、とりあえず表参道の路上で販売していました。扱っていた商品の中にたまたまグラスコードがあり、「これを眼鏡屋さんに営業したら買っていただけるかも」と、わらをもつかむ想いで訪ねたのが、当時同潤会アパートにあったリュネットジュラさんでした(もちろん訪ねる前に、そこが商品の個性にあったお店かどうかは、ちゃんと下調べしていました♪)。

正式な?営業の経験なんてほとんどなかった私は、むちゃくちゃ緊張しながらお店に入ったのですが、そんな緊張した私を気にする風もなく、あっけらかんと迎え入れて下さって、「面白そうだねえ!」と即決で商品を仕入れて下さったのが高橋さんでした。

高橋さんの偉大さやカリスマ性は、ことあるごとに再認識させられますが、最初に「すごいな~この人!」と思ったのは、ラスベガスでのメガネの展示会 Vision Expo を一緒に周った時でした。Vision Expo では、展示会場以外に、近隣のホテルでコレクションショーを開いているデザイナーフレームブランドが多数あり、個性的なブランドは、そうしたホテルでショーを行うことが多いのです。ただ、ホテルでのショーは原則、招待された客だけが部屋番号を知っていて中に入ることが出来るという、ちょっと閉鎖的な世界で、部外者はなかなか入りずらいところがあります。

私なんて、慣れない海外の展示会、オープンな展示会場ですらビクビク周っているあり様で、ホテルでのショーなんて、いくら招待されていても中に入ったら一体どうなっちゃうんだろう、何てしゃべればいいんだろう、なんて、すっかりびびってしまっているところ、高橋さんは全然違います。ホテルに入り、見たことのないブランドがある部屋でショーをやっていることを知ると迷わず、受付で内線電話を借りて、「招待状はないけど、今から見に行くから」とその部屋へ電話をかけるんです!青2歳の私にとっては、これが衝撃的だったんですね・・・。そんな行動力とエネルギー、直感的な嗅覚で、まだ日本に紹介されたことのないキラッと光るブランドを次々と見つけ、仕入れてきたのが、高橋さんなんです。

いつもとっても格好いい高橋さん、これからもどうぞお付き合いさせてください!

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